列車内に自転車を持ち込んで、旅先のサイクリングを楽しむ姿が見られます。
国内でも、ローカル線では、車内乗り入れができる列車があります。
行く先々で、サイクリングが楽しめたら、こんなに素晴らしいことはありません。
同じような気持ちで、サイクリングを楽しみたい人がいますが、
残念ながら、首都圏内の電車は、まだそのような状況にはなっていません。
首都圏の各駅には、列車内への自転車持ち込みを注意するポスターが張られています。
一部の電車では、折りたたみ式のものなどは認めているところがありますが、
混雑する首都圏の電車では、迷惑になりますから、自粛すべきです。
自転車通勤や郊外でのサイクリングが世代を超えて人気がありますが、
ルールは守らなければなりません。
幼児2人を含む自転車の3人乗りを認める改正道路交通規則が施行されるのに合わせて、
全国で、自転車を運転する保護者向けのキャンペーンが実施されています。
これを機に安全運転を心掛けてもらいたいものです。
規則の改正では、16歳以上の運転者が強度や安定性などの基準を満たした、
専用自転車に乗せる場合に限り、3人乗りができるようになりました。
しかし、万が一転倒すれば3人ともけがをする危険性が高いのです。
専用自転車利用者は、慎重な運転や幼児用ヘルメットの着用を怠らないことです。
自転車は、乱暴な運転をすると、大きな事故につながります。
先日も、京都市内で、中学2年の男子生徒の自転車と、他の自転車が接触し、
そのはずみで転倒した人が頭を強く打って病院に運ばれ、死亡した事故があります。
亡くなった人は、自転車が趣味で付近をサイクリングしていたのです。
事故は、下り坂を同じ南方向に走っていたとき、
前方を走っていた生徒が交差点で右折した際、後続車に接触したことで起こりました。
警察庁のまとめでは、昨年1年間で起きた自転車同士の事故は、
全国で4322件(うち死亡事故は3件)起きています。
専用自転車道は、各地で造られるようになって来ましたが、
全国的に整備されるまでには、時間がかかりそうです。
自転車による事故は、自転車同士や自転車と歩行者で起こりますが、
圧倒的に多いのは、自転車と歩行者との事故です。
自転車利用者の多い地域では、運転者は常に慎重でなければなりません。
事故は、歩行者を無視して、我がもの顔で突っ走る無謀な運転で起こります。
事故が発生した時、運転者が誰であるか、明らかにするため、
所有者の名前を明記するような規則が必要です。
名前を表示することは、事故発生の抑止力につながります。
当て逃げを許さない、慎重な運転を心がける効果が期待できます。
3人乗り自転車が登場すると、心配なのは、当事者の転倒と、
自転車同士、歩行者との接触事故です。
自転車事故が、これ以上増えないよう、運転者はモラルを守り、
細心の注意を払って運転してもらいたいものです。

