2009年01月09日

335.新成人に思う

平成生まれが初めて20歳になる2009年の成人式は、
どの地域でも特別の思いが込められた式典になるのではないでしょうか。
将来を担う新成人は、各人その責任の重さを肩に感じているようです。

新成人の男女を対象に実施したアンケートによりますと、
日本の未来に対して「暗いと思う」「どちらかといえば暗い」と感じている人が、
81.8%に上っています。

これは、新成人に限ったことではありません。
政治不安や景気後退を理由に、将来を悲観視する声は、国民全体に広がっています。

一方、自分の未来に対しては「明るいと思う」が「どちらかといえば」を含め、
64.1%を占めており、将来の夢が「ある」人は63.8%です。
そして、仕事を通じて人の役に立ちたいと答える人が多く、将来に期待が持てます。

鳥取県の新成人意識調査では、ふるさとに「住みたい」が60%を占め、
「県外に出たい」の30%を上回っています。
多くの人が田舎暮らしに魅力を感じながらも、就職に不安を抱き、
不便な交通網や疲弊する市街地に将来への不安を感じているのかもしれません。

財政破たんした北海道夕張市の市民会館では、
新成人が中心となった実行委員会主催の成人式が行われました。
市の補助金は、繰越金が一万円しかないため、新成人らが募金活動で行ったそうです。

式には、帰省した人を含む新成人91人が参加しています。
式典後の「ふれあい交流会」では、
全国からの支援への感謝の気持ちを込め「ありがとう」の掛け声で乾杯したそうです。

新成人に対する、ある地区の親の気持ちを集約したメッセージがあります。
「もっと自分を信じて、素直なあなたの気持ちを忘れずに」
「私の子供に生まれてくれてありがとう」
「君の親になれて神様に感謝しています」

その内容の多くは、成人を迎える子たちが誕生した時に思いを馳せていることです。
ある人は、次のような感想を寄せています。
「21年前のちょうど今頃、産婦人科の医師から「流産しかけている」と聞かされ、
自分の中に宿った命が消えてしまうかもしれないと恐怖を感じた。
でも無事出産し、初めてこの手に抱き、母乳を飲ませた時、喜びが込み上げてきた」

その気持ちの中には、
「あなたの成長と共に感動一杯の20年」が詰まっているのでしょう。

親としては、
「私の子供に生まれてくれてありがとう」という気持ちが強く、
成人式を迎えた今、親から贈る言葉として一番相応しいのかもしれません。

子たちには、
いつも陰ながら応援している親に対して応えられる大人になってほしいものです。
posted by シーサン at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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